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執筆者の写真dolphin-one

Week 6 NYJ at MIA




ドルフィンズがホームに開幕5連敗中のニューヨークジェッツを迎えて行われた一戦でしたが、なるほど5連敗しているだけにジェッツのチーム状態はよくなかったです。それにしてもドルフィンズはジェッツに得点を許さず24-0の完封勝利を飾りシーズン通算3勝3敗、HCブライアン・フローレスとなって初めての勝率5割となりました。今シーズンまだホームで勝利がなかったドルフィンズでしたが、これでホーム初勝利となっています。


この試合はオフェンスはあまりよくなかったんですが、ディフェンスが非常によかったです。ディフェンスの要であるLBカイル・バンノイ、ディフェンシブラインの中核を担うDTダボン・ゴッドチョーが欠場していたのでどうなることかと思いましたが、それをまったく感じさせない内容でした。まあ、ジェッツのオフェンスが酷すぎたというのもあったでしょうが。


調子がよくなかったオフェンスにあって目立ったのはRBマイルズ・ガスキンでした。ジェッツはランディフェンスはいいチームなんですがそのディフェンスに対して18キャリーで91ヤード(平均5.1ヤード)を獲得しています。シーズン開始前の好調さを持続できているとともに、オフェンシブラインの連携がやくなってきているとも言えます。


ディフェンスではDEエマニュエル・オグバーが2QBサック、4QBハリーと大活躍でした。そしてDTクリスチャン・ウィルキンスも1QBサックと2パスディフェンスを記録しています。LBアンドリュー・バン-ギンケル、DTレークワン・デービスが相次いで負傷退場したんですが最後までパスラッシュが衰えなかったのはオグバーとウィルキンスのプレッシャーが素晴らしかったからでしょうか。


そしてCBザビアン・ハワードはこの試合でもインターセプトを記録して現在NFLでトップタイの4インターセプトとなっています。しかしこのハワードの活躍の陰には反対サイドのCBバイロン・ジョーンズがいることを忘れてはいけません。ハワードがいることでディフェンスバック陣が非常に安定しています。それもディフェンス好調の要因ですね。


QBライアン・フィッツパトリックはパス27回投中18回成功で191ヤード獲得、3TDパスに対して2インターセプトとあまりよくない方のフィッツパトリックが出てしまった試合でした。しかしそれでもチームを勝利に導く活躍は彼のリーダーシップの証でしょうね。


さらに最後はちょっとしたサプライズでしたが、遂にドラフト1巡目指名QBトゥア・タゴバイロアがNFLデビューを飾りました。わずか5スナップのデビューでしたが、2回のパスはいずれも成功させています。試合が決した場面での登場であまり参考にはならないかもしれませんが、チームは盛り上がりましたね。


そしてこの結果を受けてかどうかはわかりませんが、バイウイークを終えた第8週の対ロサンゼルスラムズ戦で先発QBに指名されました。これには賛否両論あるようですが、個人的には少し早いのではないかと思いました。ただ、バイウイークがあるので十分準備ができるということでの決定で、このように決定したからにはコンディション的にも問題なく練習でもそれなりの結果を出せているからだと思います。


怪我の不安はあるかもしれませんが、なんと言っても全体5番目のドラフト1巡目指名選手ですからベンチを温めているような人材ではありません。ドルフィンズの将来を担うQBとなるべき選手ですので、この先発起用に是非とも応えてもらいたいと思います。どれぐらい勝てるのかはわかりませんが、より多くの素晴らしいパフォーマンスを見せてもらいたいですね。期待しています。

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1 Comment


Satoshi  Tanaka
Satoshi Tanaka
Oct 24, 2020

タンゴバイロア!タンゴバイロア!。After the game Tua Tagovailoa went back to the field and he’s sitting around the 15-yard-line in full uniform. It looks like he’s soaking this moment in.


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