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執筆者の写真dolphin-one

Week 5 MIA at SF




ドルフィンズとサンフランシスコ49ersの対戦でしたが、49ersは昨シーズンのNFCチャンピオンでスーパーボウルに進出した実力のあるチームなので戦前の予想でもドルフィンズの不利が伝えられていました。しかし結果はドルフィンズが攻守に49ersを圧倒して43-17で勝利しました。


ドルフィンズの43得点は2015年の対ヒューストンテキサンズ戦以来の高得点です。また前半に30得点していますが、これもそのテキサンズ戦以来の高得点となっています。ちなみにそのテキサンズ戦ではトータルで44得点、前半だけで41得点していました。


49ersはホームでの試合でもありエースQBジミー・ガロポロの怪我からの復帰戦でもあったのでかなり手強いのではないかと思っていました。さらにディフェンスが強いというイメージがあったので、ドルフィンズのオフェンスがどの程度機能するかというのも注目でしたが、いざ蓋を開けてみればオフェンス、ディフェンスともに序盤から素晴らしい内容でした。


とにかく最初に2つTDを連続してあげて試合の主導権を握れたのが勝因だったと思います。オフェンスに関してはQBライアン・フィッツパトリックがパス28回投中22回成功で350ヤード獲得、3TDパスを記録する活躍でQBレイティングもほぼパーフェクトの154.5という内容でした。


先週の対シアトルシーホークス戦ではTDが取れずに敗れましたが、この試合では簡単にTDをあげていました。49ersもディフェンスはいいんでしょうが、やはり怪我人が多かったというのがあるのかこの試合ではドルフィンズにいいように攻められていましたね。


オフェンシブラインはLTオースチン・ジャクソンが抜けてその代わりにRTだったジェシー・デービスが入り、RTには新人のロバート・ハントが入りましたが、内容は悪くなかったと思います。ただランプレーは相変わらずなかなか出ませんね。特にこの試合では時間を消費するべき試合終盤でほとんど出せていませんでした。まあランプレーに関してはもう少し時間がかかるでしょうかね。


ディフェンスも49ersのオフェンスをラン131ヤード、パス128ヤードのトータル259ヤードに抑え、3rdダウンと4thダウンコンバージョンも12回中2回しか成功させませんでした。さらにQBサックを2回、インターセプトも2回記録するなど49ersの攻撃時間を23分ほどに抑えています。パスラッシュもよく効いていましたが、CBバイロン・ジョーンズが復帰してディフェンスバックが安定したのも要因だったんでしょうか。ただこの試合でもランプレーを止めるのに苦労していたんで、やはりそこが課題ですね。


少し気になったところでは特に試合後半にディフェンスに反則が目立ったことでした。HCブライアン・フローレスになって反則が非常に少なくなったドルフィンズなんですが、この試合では7回で69ヤード罰退でした。ただしディフェンスの反則の中には、これが反則かと疑いたくなるような厳しい判定が少なくとも3つありましたが。


そして目立たないんですがKジェイソン・サンダースの堅実なプレーが光りました。FGは5回すべて成功させていますが、中には50ヤード、49ヤードという決した簡単ではないものもありました。先週のシーホークス戦でもそうですが素晴らしい活躍で称賛されるべきだと思います。


大差をつけたので後半どこかでQBトゥア・タゴバイロアが出てくるんじゃないかと期待したんですが、プレーさせませんでしたので残念でした。やはりまだタゴバイロアを見られるのは先になるのか、ただオフェンスが好調ならばフィッツパトリックがプレーし続けるのがベストでしょう。


ドルフィンズは12回のオフェンスシリーズのうち9回で得点をあげるという非常に力強いオフェンスを見せてくれました。特にディフェンス力でスーパーボウルに進出した49ers相手にこのパフォーマンスですから自信を持っていいのではないでしょうか。ただ、これが相手に関わらず安定して出せるようになればプレーオフ進出も見えてくるんでしょうけどね。

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