ドルフィンズが開幕3連勝と絶好調のシアトルシーホークスをホームに迎えて行われた一戦でしたが、やはり好調シーホークスの牙城を崩すことは難しかったですね。途中までは接戦で推移していたんですが、第4Qに自力の差が出てしまった感じです。
この試合はとにかくTDを取れなかったということに尽きると思います。ドルフィンズとしてはシーホークス攻略のゲームプランはほぼ実行できたと思うんですが、TDを取れなかったのが大きな失策でした。
試合終盤のTDは別として、それまで5回の得点チャンスをいずれもFGに終わってしまったんですが、その5回のうちせめて2回でもTDを取っていたらもっと違う展開になったと思うし、もしかしたら勝てていたかもしれません。
今のシーホークスに勝つにはボールコントロールをしてシーホークスの攻撃時間を少なくすることが最も重要だったんですが、ボール保持時間はドルフィンズの方が勝っていましたから、その点では上手く試合が運べたと思いました。それだけに惜しい試合でもありました。
ドルフィンズのオフェンスは本当に詰めが甘かったんですが、確かにQBライアン・フィッツパトリックの能力の問題もあるかもしれませんが、シーホークスのディフェンスもよかったです。ボールへの集まりが早いので大きなゲインに繋がりませんでした。
フィッツパトリックに関しては先週の対ジャクソンビルジャガーズ戦は非常によかったんですが、今日のシーホークスはやはりディフェンスが違いました。それとフィッツパトリックではやはり限界なんでしょうか、シーホークスのQBラッセル・ウイルソンとの差は残念ですが歴然でしたね。
ドルフィンズのディフェンスはよくやったと思います。ただ、いくつかビッグプレーを許してしまったのが致命傷になりました。特に前半終了間際、20秒でTDを奪われたのは非常に痛かったと思います。あの場面、10-9と1点差で前半を終了すると思ったんですが、ビッグプレーを決められたあげくにTDを奪われて8点差をつけられたのは誤算だったと思います。
しかし今のシーホークスを相手に今日のような試合ができたことはドルフィンズもチーム力が備わってきたという証明でもあると思います。あとはやはりQBの問題でしょうかね。ドラフト1巡目指名のQBトゥア・タゴバイロアの出場が期待されますが、まだ先でしょうかね。
これで開幕4試合で1勝3敗となりました。ホームで勝てないのが残念ですが、この先の対戦相手を見ても厳しいです。このままズルズルと落ち込んでしまうことはないでしょうが、せめて勝率5割ぐらいの成績を残してもらいたいですね。
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