2020年シーズンのドルフィンズのホーム開幕戦となった対バッファロービルズ戦ですが、いろいろなことがあった長い試合でした。放送局のトラブルなのか映像が途切れてしまったり、雷雨のために中断したりしたんですが、最終的にはドルフィンズがビルズに敗れて開幕連敗スタートとなりました。
結果論になりますが、第3Qの4thダウンゴールでのギャンブル失敗が悔やまれます。あのプレーはWRプレストン・ウイリアムスへのパスだったんですがウイリアムスが落球してしまいました。ただ、キャッチしていたとしてももしかしたらエンドゾーン手前で止められていたかもしれない微妙なプレーでした。
しかしその他にも第4Qに逆転した直後にすぐに再逆転されてしまったんですが、あそこでディフェンスが踏ん張って失点を防いでいれば試合の流れを引き寄せられたのではないかと思います。
それと放送局のトラブルで確認できなかったのですが、第1QにQBライアン・フィッツパトリックからWRデバンテ・パーカーへのTDパスが決まって同点となった直後のビルズの攻撃でファンブルリカバーがあったようです。その時の攻撃は結局スリー&アウトでパントに終わっていたよですが、その直後にビルズにTDを奪われて引き離されています。ターンオーバーで獲得した攻撃で得点をあげていればその後の展開も変わってきたのではないかと悔やまれます。
ディフェンスの方はビルズQBジョシュ・アレンに417ヤードのパスを許してしまいました。これが敗因の一つだったんですが、試合序盤でCBバイロン・ジョーンズが怪我で欠場してしまったのが大きく響いています。ドラフト1巡目指名のCBノア・イグビノゲンが狙われたんですがあと一歩及ばなかったという感じでした。やはり新人ですから厳しいのか、ただ今後が楽しみな選手ではあります。
あとはパスラッシュがあまり効いていない気がしました。アレンにあまりプレッシャーをかけられなかったのもパスを通された原因ではないでしょうか。昨シーズン活躍したLBビンス・ビーゲルがプレーできないのも痛いですね。
今シーズンのビルズは地区優勝候補の筆頭にあげられているほど安定したチームなので、そのビルズ相手にこれだけの試合ができたというのは、ドルフィンズもチームの実力がついていると判断していいのではないかと思います。ただ、全体的に足りないところはあるのでそこをどう埋めていくのかが課題ですね。今シーズンも昨シーズンほどではないにしろ苦しいんでしょうかね。
TEマイク・ガセキが光っていました。8回のパスレシーブで130ヤードを獲得してTDパスレシーブも決めています。パーカーが本調子でないのでガセキに負担がかかり相手チームのマークも厳しくなりますが、そこでこの試合のようなプレーを続けてくれることを期待しています。
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