NFLドラフト3日目
- dolphin-one
- 2020年4月26日
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NFLドラフト最終日、この日は4巡目以降の指名が行われました。ドルフィンズは4巡目から7巡目まで9つの指名権を保有していたんですが、トレードなどにより5人の選手を指名しています。 4巡目5番目(全体111番目):OGソロモン・キンドリー(ジョージア大学) 5巡目9番目(全体154番目):DEジェイソン・ストローブリッジ(ノースカロライナ大学) 5巡目19番目(全体164番目):DEカーティス・ウィーバー(ボイス州立大学) 6巡目6番目(全体185番目):LSブレイク・ファーガソン(ルイジアナ州立大学) 7巡目32番目(全体246番目):WRマルコム・ペリー(海軍兵学校) この他にサンフランシスコ49ersとのトレードでRBマット・ブレイダを獲得しています。ドルフィンズはブレイダを獲得する代わりに49ersにドラフト5巡目指名権を譲渡しています。 ブレイダは2017年ドラフト外で49ersに入団した選手で、2年目の2018年には13試合の先発を含む14試合に出場して814ヤード(平均5.3ヤード)のラッシングを記録しました。しかし昨シーズンは13試合に出場したものの先発はわずか5試合で、特にシーズン終盤とプレーオフでは出場機会が減少していました。ただ、それでも平均5.1ヤードのラッシングを記録しています。 ブレイダはフロリダ州出身ということなのでドルフィンズに入団してよかったのではないでしょうか。ドラフトで新人を指名するとかジャクソンビルジャガーズからRBを獲得するなどという噂もありましたが、オフェンシブラインの選手が必要だった49ersとのニーズが一致したトレードだったようです。 またウィーバーは能力的に5巡目指名まで落ちる選手ではないとの評価だったのでドルフィンズにとっては幸運だったのではないでしょうか。トレードアップして獲得したんですが、評価が落ちた原因がよくわからないところはちょっと気になるところです。 全体的にはオフェンシブラインの選手とこれまで指名しなかったパスラッシャーを2人、そしてRBの選手を獲得したことで堅実な指名を行った最終日だったと思います。6巡目のロングスナッパーの指名はちょっと意外なところでした。 ドルフィンズのドラフト指名選手 3日間のドラフトを通してみると本当に必要なポジションの選手を的確に指名してきたという印象がありました。NFL.comでの評価でもA-ということでよかったのではないでしょうか。 ドラフト1巡目指名は当初からの予想どおりQBトゥア・タゴバイロアだったわけですが、怪我のリスクを考えるよりタゴバイロアを指名しないリスクの方が大きいと言われていましたので、そのとおりの指名でそれはそれでよかったと思います。 ただ、タゴバイロアは左投げのQBですが、実はこの左投げは作られたものだという情報がありました。この情報の信頼性がどの程度かわかりませんが、幼い頃に父親が左で投げさせたのが始まりだったようです。しかしそう考えるとタゴバイロアが怪我が目立つというのがわかる気がします。作られたサウスポーなので身体的なバランスがあまりよくなくて、その結果怪我をしやすいのかもしれません。 まあしかし、タゴバイロアには怪我をせずにドルフィンズのフランチャイズQBとなってもらいたいと思いますし、これから応援したいと思います。注目されるのはジャージナンバーが何番になるかですね。大学時代の13番はドルフィンズでは永久欠番ですから。
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