ドルフィンズの新しいヘッドコーチに元サンフランシスコ49ersのオフェンシブコーディネーターだったマイク・マクダニエルが決定しました。
マクダニエルは1983年3月6日生まれの38歳です。イェール大学出身ですが選手としての経験はなく、コーチとしては2005年にデンバーブロンコスのインターンから始まってこれまで通算17年のキャリアがあります。詳しい経歴は次のとおりです。
2005 ブロンコス(インターン)
2006-08 ヒューストンテキサンズ(オフェンシブアシスタント)
2009-10 サクラメントマウンテンライオンズ(ランニングバックコーチ)
2011-12 ワシントンレッドスキンズ(オフェンシブアシスタント)
2013 レッドスキンズ(ワイドレシーバーコーチ)
2014 クリーブランドブラウンズ(ワイドレシーバーコーチ)
2015-16 アトランタファルコンズ(オフェンシブアシスタント)
2017-20 49ers(ランゲームコーディネーター)
2021 49ers(オフェンシブコーディネーター)
これからアシスタントコーチの人選も行わなければいけないのですが、報道によると現在のドルフィンズのディフェンスのコーチ陣はほぼそのまま残すように考えられているということです。
しかし、別に報道されているところによると、ディフェンシブコーディネーターには元ブロンコスのヘッドコーチだったビック・ファンジオを起用するのではないかとも言われています。
マクダニエルはこれまでヘッドコーチの経験はないのでアシスタントコーチの中にヘッドコーチ経験者を入れるのではないかとの憶測もあってのことです。
もしも前ヘッドコーチのブライアン・フローレスがテキサンズかニューオーリンズセインツのヘッドコーチに就任したら、現在のドルフィンズのアシスタントコーチの何人かは引き抜かれる可能性が大きく、ディフェンシブコーディネーターのジョシュ・ボイヤーはその筆頭ではないかと思われます。それも見越してのファンジオなのかとも思います。
いずれにしてもマクダニエルには長い間低迷しているドルフィンズのオフェンスを向上させてもらいたい。そのためには優秀なアシスタント、特にオフェンシブラインを指導できる適切なコーチを招聘してもらいたいと思います。またQBトゥア・タゴバイロアの実力を十分に活かせるオフェンスの構築が必須になるでしょうが、そこをうまくできるのか注目していきたいと思います。
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