ドルフィンズの公式ウェブサイトで2000年シーズンのワイルドカードプレーオフの試合を振り返っています。この試合は現時点でドルフィンズがプレーオフで最後に勝利した試合です。
2000年シーズンは偉大なQBダン・マリーノが引退して一時代が終わったドルフィンズの再スタートとなるべきシーズンだったんですが、大方の予想に反して地区優勝を決めたドルフィンズはプレーオフ最初の試合でインディアナポリスコルツと対戦しました。
この試合はドルフィンズの地元での試合だったんですが、戦前の予想では圧倒的にコルツが有利でした。当時のコルツはQBペイトン・マニング、RBエジャリン・ジェームス、WRマービン・ハリソンのトリプレッツを中心としたチームでかなり強力でした。
そのせいもあってか、プレーオフの試合としては7年ぶりに地元でのテレビ中継が行われませんでした。その理由は試合前日までにおよそ7500枚のチケットが売れ残っていたためで、それほどドルフィンズの勝利を期待した人が少なかったということです。
そしてそれを証明するかのように、試合前半はドルフィンズが圧倒的に劣勢でQBジェイ・フィードラーが3インターセプトを犯すなど敗戦ムードが漂っていました。
しかし後半に入って状況は一変、ドルフィンズがRBラマー・スミスのランプレーを中心にして得点を重ねる一方で、マニングにTDパスを許さないなど攻守で試合の流れを引き寄せ、さらに同点に追いついてオーバータイムにもつれ込むとコルツのFGミスにも助けられ、最後はスミスのTDランで遂に勝利を掴み取りました。
この試合の後、ドルフィンズは昨シーズンまでにプレーオフで4試合を戦っていますが1試合も勝つことができていません。次にドルフィンズがプレーオフで勝利するのはいつになるのか、それが今シーズンであれば嬉しいですね。そしてそのプレーオフを勝ち抜けるチームとなることを期待しています。
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