Miami Heraldのウェブサイトの情報によると、ドルフィンズが昨年デトロイトライオンズのQBマシュー・スタッフォード獲得を狙っていたということです。
当時のHCアダム・ゲイスはライオンズのHCマット・パトリシアと友人だったということで、ドルフィンズのQBのグレードアップのためにスタッフォード獲得を打診したようです。
スタッフォード獲得のために、ゲイスはドルフィンズの2018年のドラフト1巡目指名権を提供しようとしたのではないかとも考えられています。
この情報の真偽のほどはわかりませんが、実際にこのトレードが成立していたら、少なくともドルフィンズは昨年のように落ち込むことはなかったでしょうし、ゲイスも解任されなかったのかもしれません。
ということは、ゲイスはライアン・タネヒルに期待をしていなかったということでしょうし、そのことは昨シーズンの試合でゲイスがタネヒルにパスを投げさせなかったという事実からも伺えることですね。
昨シーズンのスタッフォードは16試合すべてに先発出場してパス555回投中367回成功で3777ヤードを獲得してパス成功率は66.1%、21TDパスに対して11インターセプトという成績でした。
これに対してタネヒルは肩の怪我のために11試合の先発に止まり、17TDパスに対して9インターセプトでパス成功率は64.2%でした。
ただ、仮にスタッフォードを獲得していたら、ますますサラリーキャップは圧迫されて、高額なサラリーのベテラン選手を放出せざるを得なかったでしょうから、根本的なチーム力の向上にはつながらなかったんでしょうね。そのあたりがこのトレードが成立しなかった要因なのかもしれません。
いずれにしても、このトレードはどこまで本気だったのかもわかりませんし、今頃こんな話が出てくるのもわかりませんね。ゲイスとパトリシアの友人同士の他愛のない会話の一部だったのかもしれません。
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