ドルフィンズは2021年シーズンのチーム表彰を発表しましたが、チームMVPであるDan Marino Most Valuable Playerには新人のWRジェイレン・ワドルが選出されました。
ワドルの今シーズンの活躍は素晴らしいものがあり、99回のパスレシーブと988ヤード獲得はいずれもチームの新人記録を更新しています。そして残りの1試合で3回以上のパスレシーブを記録すると、2003年シーズンにアンクアン・ボールディンが記録した101回のパスレシーブを更新してNFLの新人記録を塗り替えます。チームMVPに選出されたのは当然の結果と言えるでしょう。
新人選手が同賞を受賞するのは1996年シーズンのLBザック・トーマス以来のことで、その他新人として受賞しているのは1983年のQBダン・マリーノ、1980年のQBデビッド・ウッドリー、そして1967年のQBボブ・グリーシーとなっており、ワドルが5人目ということになります。
ちなみにチームMVPはマリーノが引退した2000年に現在の名称に改められています。
その他の表彰選手は次の通りです。
Don Shula Leadership Award:DBジェイソン・マッコーティ
Ed Block Courage Award:LBエランドン・ロバーツ
Nat Moore Community Service Award:LBジェイレン・フィリップス
いずれも初めて選出される選手ばかりですが、フィリップスが同賞を受賞するのは新人選手としてはチーム史上初だそうです。新人なのにフィールド外でも貢献しているというのは素晴らしいですね。
Comments