ドルフィンズはSボビー・マッケインを解雇したことを発表しました。
マッケインは2015年にドラフト5巡目指名でドルフィンズににゅうだんし、昨シーズンまで6年間で55試合の先発を含む87試合に出場しました。通算成績は241タックル、4QBサック、7インターセプト30パスディフェンス、1ファンブルフォースを記録しています。
マッケインは当初CBとしてプレーしていたんですが、2019年からSに転向し昨シーズンはチームキャプテンにも任命されていました。また2018年には4年間の契約延長契約も締結していましたが、その途中での解雇となりました。解雇の理由としてはサラリーキャップ対策のためであることが報道されています。
なお、マッケインはすぐにワシントンフットボールチームとの契約交渉を行ったようで、もしかするとワシントンに移籍するかもしれません。そうなればQBライアン・フィッツパトリックやOGエレック・フラワーズとまたチームメイトとなることになりますね。
そしてマッケインを解雇した翌日にはDBジェイソン・マッコーティと契約したことを発表しています。
マッコーティは昨シーズンまでニューイングランドペイトリオッツでプレーしており、HCブライアン・フローレスとは2018年に共にペイトリオッツでスーパーボウル制覇に貢献しています。
2009年ドラフト6巡目指名でテネシータイタンズに入団してNFLのキャリアをスタートさせたマッコーティはその後12シーズンに渡って137試合の先発を含む166試合に出場しています。最初の7年間はタイタンズで、その後2017年はクリーブランドブラウンズでプレーした後に2018年からペイトリオッツでプレーしていました。
NFLでの通算成績は706タックル、1QBサック、18インターセプト、106パスディフェンス、9ファンブルフォースを記録しています。ドルフィンズではマッケインの後継としてプレーする他に若いディフェンスバック陣のリーダーとしての役目も果たすものと思われます。
ところで、ドルフィンズはマッケインの解雇に先立ってインディアナポリスコルツからFAとなっていたSマリク・フーターと面談を行っていましたが、契約には至らなかったようです。契約面で合意に至らなかったものと思われますが、フーターを獲得できなかった代わりにマッコーティと契約したしたのか、それともマッコーティ獲得は当初からの予定で、それに加えてフーター獲得も狙っていたのか、そのあたりはわかりませんけどね。
元バスケットボール選手と契約
ドルフィンズはTEジブリ・ブロウントと契約したことを発表しました。
ブロウントはノースカロライナセントラル大学でバスケットボール選手としてプレーしておりフットボールの経験はなかったようです。それにしてもフットボール経験のない選手をいきなりTEとして契約するということはそれなりの何かがあったということでしょうか。
ドルフィンズは今年のドラフトでもハンター・ロングを獲得していますしTEのポジションにはマイク・ガセキを始めダーラム・スマイス、アダム・シャヒーン、クリス・ミアリックをおり、今年FAでもセザン・カーターを補強しています。
ブロウントは即戦力というよりは育成していくために獲得した選手でしょうが、果たしてNFLでプレーできるほどに成長できるでしょうか。今後が注目される選手の1人ですね。
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