OTウイルソンを解雇
- dolphin-one
- 2021年3月21日
- 読了時間: 2分
ドルフィンズはテネシータイタンズとのトレードで獲得したOTアイザイア・ウイルソンを解雇したことを公式に発表しました。
ウイルソンは今年の3月17日にドルフィンズが獲得した選手なんですが、わずか3日で解雇となりました。解雇の原因なんですが、ウイルソンがドルフィンズとのオリエンテーションに遅刻してきて、さらに予定されていた2日間のオプショントレーニングにも参加することに同意していたにも関わらず欠席したようです。
ドルフィンズとしてはウイルソンに第2のチャンスを与えるべくサポートする体制を整えていたんですが、ウイルソンがそれを拒否してしまいました。
HCブライアン・フローレスはウイルソンと同じ高校に通っていた先輩として何年も前から知っていたようです。それだけに今回のトレード獲得で問題を抱えていたウイルソンに手を差し伸べたんですが、それをあっさりと拒絶してしまったことになりました。フローレスにとっては残念というか失望感があるでしょうね。
ウイルソンのトレード獲得が決まったときに、問題児はどうやっても大成できないと書きましたが、これほどまでに早く、シーズン開始を待たずに解雇というのはほどが悪すぎます。どんな理由があるにしろ社会をなめているとしか思えません。こんな選手でも昨年のドラフト前にはアナリストによってトップ50選手の評価を受けていたわけですから、本当にドラフトというのはわかりませんね。
ウイルソンに関してはほぼタダ同然での獲得だっただけにドルフィンズ側に損害はないのですが、逆に違約金のようなものでも貰わなければいけないのではないでしょうか。今後ウイルソンを欲しがるチームがあるとは思えませんが、このような態度をとる者はNFLの選手となる資格はありません。永久追放という言葉が当てはまるのかどうかわかりませんが、それ相当の扱いにしなければいけないでしょう。
Comments