ドルフィンズはDTザック・シーラーとの契約延長を発表しました。シーラーは2023年シーズンまでドルフィンズでプレーすることになりました。
シーラーは昨年の12月にボルチモアレイブンズを解雇されたのをドルフィンズが獲得した選手です。もともとは2018年にレイブンズにドラフト7巡目指名で入団してNFLのキャリアをスタートさせています。
昨シーズンはシンシナティベンガルズ戦で活躍したことを記憶していますが、今シーズンはこれまで9試合すべてに出場して26タックル、1.5QBサックを記録しています。
ドルフィンズのディフェンシブラインはダボン・ゴッドチョーが故障者リスト入り、クリスチャン・ウィルキンスが新型コロナウイルスのリザーブリストに登録されており、シーラーの出場機会はこれから多くなってくると思われます。今回の契約延長についても喜んでいるようですので、これからのますますの活躍に期待したいですね。
一方残念なニュースとしてはRBジョーダン・ハワードが解雇されました。ハワードはシーズンオフにランオフェンス強化のために2年間総額975万ドルで獲得した選手でした。しかしこれまで28キャリーで33ヤード獲得と実力を発揮できていませんでした。
ドルフィンズのRB陣はマイルズ・ガスキンが故障者リスト入り、マット・ブレイダも怪我をしていてプレーできないという手薄な状況なんですが、先日の対ロサンゼルスチャージャース戦でハワードはプレー機会さえ与えられていませんでした。
RBのデプスは依然として手薄な状況なんですが、今回解雇に至ったのはドラフト外新人のサボン・アクメドを使える目処がたったことも影響しているでしょう。そのアクメドはチャージャース戦で21キャリー、85ヤード獲得とチームの勝利に貢献しています。
現状でハワードを失うのはもったいない気もしますが、すでに戦力外となっており、ハワードの今後のことも考慮しての今回の解雇となったんでしょう。ハワードはまだ26歳ですので、彼の能力を活かせるチームでの活躍を祈念したいですね。ドルフィンズではまだオフェンシブラインが未完成なので、そのために十分に走らせてあげられなかったところもありましたので、そこが残念でしたね。