top of page
執筆者の写真dolphin-one

Dolphins Daily News 2.1.2020



QBライアン・フィッツパトリックが2020年シーズンもプレーすることを正式に表明したようです。


昨年のフィッツパトリックは一時先発から降格した時期もあったんですが、最終的には13試合に先発出場しています。パス成功率62%、3529ヤードを投げてTDパス20個を記録、またラッシングでも243ヤードを走ってチームのリーディングラッシャーにもなっています。


加えてリーダーシップを発揮してチームを5回勝利に導くとともに、WRデバンテ・パーカーやTEマイク・ガセキといった若いレシーバー陣の成長を助けています。そうした功績が讃えられてチームMVPにも選出されました。


ただ、今年38歳となりますし、昨年はやや出来すぎの感もありましたので、2020年シーズンは成績が落ちることも十分考えられます。先発QBとしてプレーできるかどうかはまだわかりませんが、フィッツパトリック自身は若いQBの指導役も受け入れるということも言っています。


そのQBに関してですが、ドラフト予想では全体5番目の1巡目指名権を持つドルフィンズはアラバマ大学のQBトゥア・タゴバイロアを指名するという予想が圧倒的になっています。


タゴバイロアは昨年臀部を痛めてシーズン途中で欠場をしていますがドラフトにエントリーしています。ドルフィンズがタゴバイロアを指名するかどうかはわかりませんが、怪我の回復具合によっては他のQBを指名するか他ポジションの選手を指名する可能性もあるでしょう。


こればかりはドラフト当日になってみなければわからないんですが、タゴバイロアには昨年の怪我だけではなくて過去にもいろいろと故障歴があるようで、その部分が気になります。また仮に指名して入団させたとしても当分はリハビリで試合には使えないかもしれません。


個人的にはドラフト上位ではオフェンシブラインの選手を指名してほしいんですが、その一方でフランチャイズQBとなれる選手も魅力的ですし、本当に難しいところだと思います。ただ、昨年大怪我をしたタゴバイロアが、それでもドラフト上位で指名されると考えられているということは、怪我のリスクがあったとしても卓越した実力を持っているという証明にはなっているのではないでしょうか。

閲覧数:215回0件のコメント

最新記事

すべて表示

新しいコーチ陣が決定

ドルフィンズは2022年シーズンに向けて新しいコーチングスタッフを公式に発表しました。 この中で注目の人事ですが、まずQBコーチ兼パッシングゲームコーディネーターにダレル・ベベルを登用しました。ベベルは2021年シーズンはジャクソンビルジャガーズでオフェンシブコーディネータ...

新ヘッドコーチにマクダニエルが決定

ドルフィンズの新しいヘッドコーチに元サンフランシスコ49ersのオフェンシブコーディネーターだったマイク・マクダニエルが決定しました。 マクダニエルは1983年3月6日生まれの38歳です。イェール大学出身ですが選手としての経験はなく、コーチとしては2005年にデンバーブロン...

数字で見る2021年シーズン

ドルフィンズの2021年シーズンを数字で振り返っています。 約20年ぶりの2年連続シーズン勝ち越しもさることながら、NFLで史上初の7連敗の後の7連勝という歴史を作りました。 それと何と言ってもチームMVPのWRジェイレン・ワドルの活躍ですね。104回のレシービングを記録し...

Comments


bottom of page