オールプロCBザビアン・ハワードがドルフィンズに対して公式にトレードを要求しました。
ハワードはトレーニングキャンプの初日に参加してドルフィンズファンを喜ばせたんですが、その直後にトレード要求の発言を行っています。今後ドルフィンズがどのように動くのかが注目されるところです。
ハワードは2019年に5年間で総額7525万ドル(約82億7500万円)という契約延長を締結したんですが、その後2020年にドルフィンズに加入したチームメイトのCBバイロン・ジョーンズの方が平均年俸ではハワードを上回っていました。
ハワードは昨年リーグトップの10インターセプトを記録してオールプロの1stチームに選出されるなど大活躍し、今年のオフにはチームに契約の見直しを要求していました。しかしドルフィンズはこれに応じることがなかったためにトレードの噂も報道されていました。
まあ、ハワードの気持ちもわかりますが、昨年の大活躍から今年は成績が下回ると予想されますし、怪我のリスクもあります。これ以上ハワードに対してお金をかけると他の選手にも影響してきますので仕方のないところだと思います。
実際にハワードがこのトレーニングキャンプで練習に参加するのかはわかりませんが、チームとしてはトレード相手を探して少しでもいい条件で放出するしかないのではないでしょうか。ハワードを欲しがるチームは決して少なくないと思います。
ハワードが離脱するのはディフェンスにとって痛いのですが、現在28歳ではっきり言って昨年が最盛期だったと思います。こうなったらハワードの代わりになる選手の出現に期待をかけたい、特に昨年のドラフト1巡目指名CBノア・イグビノゲンのステップアップを望みたいですね。
ドラフト3巡目指名TEロングと契約
今年のドラフト指名選手で唯一契約が完了していなかった2巡目指名のOTライアム・アイケンバーグとの契約を発表しました。
アイケンバーグはノートルダム大学での4年間のキャリアで38試合連続先発出場を果たしています。特に昨年は12試合すべてに先発出場してLTでプレーしました。
ドルフィンズでも先発オフェンシブラインの候補としてアイケンバーグの名前があげられているなどその実力には期待がかけられています。果たしてレギュラーシーズン開幕時に先発オフェンシブラインとして名を連ねることができているのか、このトレーニングキャンプとプレシーズンゲームが楽しみです。
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