【チーム成績】
6勝10敗 AFC東地区3位
【オフェンス】
307.7yard(25位) ラン 86.8yard(29位) パス 220.9yard(18位) 得点 17.6点(28位)
【ディフェンス】
335.7yard(16位) ラン 110.5yard(14位) パス 225.2yard(16位) 失点 24.6点(29位)
10勝6敗で2008年シーズン以来のプレーオフ進出を果たしたチームが、今シーズンは厳しいスケジュールの中でどれだけの成績を残せるかが注目されました。
しかし、トレーングキャンプ中にエースQBライアン・タネヒルがひざを怪我してシーズンアウトとなるアクシデントに見舞われました。それを受けて急遽引退していたQBジェイ・カトラーを復帰させて先発QBとして起用せざるを得ない事態となりました。
その後も予定されていた開幕戦がハリケーンのために順延され、開幕直前にはFA加入のLBローレンス・ティモンズが無断でチームを離れて出場停止処分を受け、さらにシーズン中にはOLコーチのクリス・フォースターが薬物使用疑惑で辞任、そしてプロボウルRBジェイ・アジャイのトレード放出など信じられないような出来事が続発しました。
最初の6試合を4勝2敗で乗り切ったんですが、その後の5連敗で失速しました。それでも、12月に入ってデンバーブロンコス、ニューイングランドペイトリオッツを撃破してプレーオフ進出に望みを残したんですが、それから3連敗してシーズンを終了しました。
カトラーを始め、ティモンズやTEジュリアス・トーマスなどベテランの新戦力が軒並み期待外れに終わり、多くの怪我人を抱えてチーム状態は不安定となりました。さらにNFLワースト2位となった反則の多さもチームが思うように勝てない要因の一つとなりました。
しかしシーズン終盤にはRBケニアン・ドレイク、CBザビアン・ハワード、WRジャキーム・グラント、DTジョーダン・フィリップスなど2,3年目の若手選手の活躍が目立つなど、来シーズンに向けて期待を抱かせるものも見せてくれました。
オフェンス、ディフェンスとも戦力の補強や充実を図らなければいけない部分も多くあり、課題が解決されないまま残ったシーズンでもありました。
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