Pro Football Focusのウェブサイトで2017年シーズンのNFLのオフェンシブラインのランキングが掲載されていました。これはRBの選手などランプレーの時に相手ディフェンスにコンタクトされるまでに平均何ヤード走ったかというデータです。
https://www.profootballfocus.com/news/fantasy-football-2017-best-offensive-lines-in-yards-before-contact
それによると、1位はカロライナパンサーズで平均1.91ヤード、2位はロサンゼルスラムズとジャクソンビルジャガーズが同数で平均1.89ヤード、4位はニューオーリンズセインツで平均1.88ヤードとなっています。
ドルフィンズはというと、平均0.59ヤードで最下位、また平均1ヤード未満はドルフィンズと31位のデトロイトライオンズだけで、ドルフィンズとライオンズの差は0.22ヤードです。さらに左、中央、右とそれぞれがすべて1ヤード未満となっているのはドルフィンズだけです。
こういうデータを見ると、ドルフィンズのオフェンシブラインがいかに弱かったかということがわかります。これからFA、ドラフトとあるわけですが、まずオフェンシブラインの補強が必要ではないでしょうか。
しかし、こんな脆弱なオフェンシブラインでもRBケニアン・ドレイクは最後の5試合でNFLトップの計444ヤードを走っています。また、ドレイクは相手ディフェンスにコンタクトを受けてから平均4.29ヤードを走っており、これもNFLでトップの成績でした。
しっかりと整備されたオフェンシブラインの下で走らせたら、ドレイクはもっと素晴らしい成績が残せるのではないかと思います。その意味ではオフェンシブラインがきちんと整備されれば、ランプレーはもちろん、オフェンス全体が向上することになるでしょうね。
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