コーチングスタッフの入れ替えが続いているドルフィンズですが、今度はディフェンシブラインコーチのテレル・ウイリアムスが解任されました。
ウイリアムスはNFLではオークランドレイダースで同職を務めており、ドルフィンズには2015年のジョー・フィルビン政権の時に加わっていました。
ドルフィンズのディフェンシブラインはDEキャメロン・ウェイク、DTダムコン・スー、DEアンドレ・ブランチなどで合計3620万ドル(約40億1800万円)のサラリーキャップを占めており、これはNFLの中では4番目に高いサラリーとなっています。しかし、それにもかかわらずQBサック数は30で26位となっており、サラリーに見合った働きができているとは言えない状態です。
しかし、ウイリアムスの指導の下で、2人の新人DTダボン・ゴッドチョーとビンセント・テイラーは予想外の活躍を見せ、ジョーダン・フィリップスはプレーに安定感を増しました。その一方で、ドラフト1巡目指名のDEチャールズ・ハリスはわずか2QBサックしか記録できませんでした。
後任はまだ決まっていないようですが、新しい風を吹き込んでディフェンシブラインの実力を引き出し、また若手選手の成長を促すためにも実績のある人材を起用してもらいたいと思います。
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